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人材育成の力をスポーツチームに

2025.06.23

#メンバー

人材育成の力をスポーツチームに

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こんにちは、広報担当の肥山です。

今回は大坪さんのチームビルディングの現場に同行した様子をお届けします!

大坪さんは「人財育成・カルチャー担当」として、全社のミーティングや1on1など、さまざまな場面でファシリテーションやチーム支援をされています。

そんな大坪さんが今回、株式会社タカギ女子ソフトボール部「タカギ北九州ウォーターウェーブ」の選手のみなさまにワークショップを提供しました。


※ワークの内容で一部省略している部分がございます。ご了承ください。


いったいどんなワークショップだったのでしょうか?

そして、どんな変化が起きたのでしょうか?


依頼のきっかけ

もともとお仕事をさせていただいていた株式会社タカギのブランディング戦略課にタカギ北九州ウォーターウェーブの選手が配属されたことがきっかけでした。

その選手が「このチームビルディングのワークを、ぜひソフトボールチームにも提供してほしい!」と熱い思いを語ってくれたのです。

その声が伝わり、なんとソフトボール部の部長(当時)の坂森さんが自ら大坪さんにオファー。

こうして、ワークショップの実施が決定しました!

これだけでも、大坪さんの信頼の厚さが伝わってきますね!


株式会社タカギ様の公式サイトはこちら
https://www.takagi.co.jp/

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真ん中の方が、ソフトボール部の部長(当時)の坂森さん

タカギ北九州ウォーターウェーブとは

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福岡県北九州市に本社を置く株式会社タカギが運営する、女子ソフトボールチームです。

前身は1969年創部の東芝女子ソフトボール部で、2017年に新たに発足。2022年からは国内最高峰の「JDリーグ」に参戦し、九州唯一の企業チームとして注目を集めています。

チーム名には「水(Water)」と「波(Wave)」のように、力強く進む願いが込められています。

タカギ北九州ウォーターウェーブ オフィシャルウェブサイトはこちら

《公式》Instagram(@takagi_water_wave)も是非チェックしてみてください!


チームが抱えていた課題

プログラム実施にあたって事前にお伺いしたのは、次のような課題でした。

・上下関係が壁になり、本音で話しにくい空気がある

・理想や目標について語る機会が少ない

・練習へのモチベーションの維持が難しい


スポーツの世界でも、チームワークは勝敗を左右する大切な要素。

今回のワークショップは、大坪さんにとってもスポーツチームへ提供する初挑戦の場でした。


第1回目のワークショップ

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大坪さんも緊張している様子です

目的

今回のワークショップの目的は、

「自分自身に向き合い、"信頼"をもとにチームで理想を目指すようになる」です。


まずは自己紹介!この人たちは何者?

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まず自己紹介を行いました。選手からすると、スポーツに関係のない企業の方から何かワークショップをしてもらうということに違和感を感じるメンバーもいるかもしれないので、まずは、品川代表(センドグループ代表取締役CEO)から会社紹介と大坪さん、私(肥山)を選手に紹介していただきました。


アイスブレイク

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まずはアイスブレイクから

センドグループでおなじみの会議前のアイスブレイクを実施しました。

アイスブレイクとは、会議や研修などの始まりに参加者の緊張をほぐし、コミュニケーションを円滑にするためのものです。

最初は少し緊張した様子だった選手たちも、大坪さんのファシリテーションで次第にリラックスした雰囲気に変わっていきました!

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選手たちの表情も徐々に笑顔に!

信頼とコミュニケーションの体験型ワーク

最初におこなったワークは、信頼とコミュニケーションの重要性を実際に体験してもらうワークです。体を動かしたワークで選手たちは大盛り上がりでした!

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信頼についてチーム全員で会話

体験を通じて、「信頼」について全員で考える時間を設けました。信頼は、現在や未来における人柄や考え方、行動に期待して信じることです。このテーマが、チーム内の関係性に大きな気づきを与え、チーム内の関係性を前進させる一歩となりました。

追加:スローガンづくりへ

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さらに嬉しいことに、選手たちから「これから自分たちで新しいスローガンを考えるので、一緒に考えてほしい!」というリクエストがありました。

キーワードを付箋に書き出し、一人ひとり発表。


そして決まったスローガンが…

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このスローガンには、「自分たちの手で映画のようなドラマをつくり出し、目標である“プレーオフ進出”を果たす」という強い思いが込められています。

印象に残り、チームのモチベーションもぐっと高まる、まさに素敵な言葉ですね!


ワークショップ後の変化

終了後、部長(当時)の坂森さんからこんな嬉しい声が届きました。

・「選手が明るくなりました!」

・「相互理解を日替わりで発表したり、座右の銘や総括でも若手の発言が増えてきました!」

・「“ありがとうございます”という感謝の言葉がチーム内で増えました!」

さらに、今期のシーズン開幕に向けて「再度ワークショップをお願いしたい!」と、まさかのおかわりが…!

さらなる理想のチームになるために、第2回目のワークショップを開催することになりました。


第2回目のワークショップ

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目的

第2回目のワークショップの目的は、

「チームが「Make the movie」というスローガンのもと一体となり、開幕への最高の準備を整える時間!」です。


2つのゲームを通して、目標達成をするチームになるために必要なことを考える時間を提供させていただきました。

「高い目標を達成する」体験型ワーク

このワークでは、高い目標をチームで目指すために必要なものが何かを体験できます。

チームに分かれてタイムを競い合うゲーム形式のため、選手たちの熱量も上がっていました。

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盛り上がる選手の皆さん
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体験して感じたことのシェアタイム

「強みを発揮する」体験型ワーク

このワークでは、自身の強みを理解し、チームでそれを発揮するようになるために必要なチームワークを体験できます。

2チームに分かれてのチーム対抗戦を行ったので、こちらのワークもかなり盛り上がりました!

ワーク終了後、体験して感じたことや得た学びを共有し合いました。

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ルールを説明する大坪さん
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楽しそうにワークに取り組む選手たち
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選手にワークショップを終えての感想をいただきました!

第2回目のワークショップを終えて

前回のワークショップから選手たちとの距離感も縮まり、選手たちのことを心から応援するファンになっていました!

また第1回目のワークショップの時よりはるかにチームの雰囲気も良くなっており、チームワークが向上していると感じました。


そして、試合を見に行きます!と選手たちと約束をして、第2回目のワークショップが終了しました。


ホームの試合を応援してきました!📣

5月初旬、約束どおり福岡トヨタ的場池スタジアムで開催されたホームの試合に応援へ行ってきました!

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選手たちの旗を発見!
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応援グッズの販売コーナー

試合前に選手たちに声をかけることができ、選手たちが私たちのことを覚えてくれていたのがとても嬉しかったです。

そして、いよいよ試合が始まりました!

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試合の様子
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試合終了!

結果は、惜しくも0対4で敗れてしまいましたが、次の勝利につながるとてもいい試合でした!

選手たちがイキイキとしており、ピッチャーが苦しそうなときは選手が近寄って声をかけたり、試合に出場していない選手も、ベンチから声を出して応援していました。選手たちの姿からは確かな成長とチームの絆が感じられました。

本当に素敵なチームだなと思いました!


最後に

今回、大坪さんの活動に同行させていただき、あらためて人財育成の深さと価値を感じました。

スポーツチームも企業も、組織という点では本質的に同じだと感じました。

第1回目のワークショップでの選手たちの様子は、以前の自分たちの姿とも重なる部分がありました。しかし、変わるためにまずは意識して一歩踏み出せば、必ず変わることができる。そう私は確信しています。

試合でイキイキとプレーする選手たちの表情を見て、目標に向かって一つになれるチームは本当に素晴らしいとあらためて感じました。

これからもウォーターウェーブの皆さんのますますの活躍を、心から応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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