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社内での勉強会

こんにちは、渡邊です。
本日のブログは社内での勉強会をテーマにブログを書きました。
社内勉強会を通じて見えた学び

先日、社内で 2つの勉強会 を実施しました。
テーマは
・「カスタマージャーニー」
・「PL(損益計算書)」
になります。
いずれもコンサルタントであれば、日々の業務に直結する重要なテーマですが、
普段は個々の担当領域に閉じてしまいがちな知識でもあります。
今回はあえてコンサルタントの知識を運用コンサルタントチームやバックオフィスの方々も含めて横断的に取り上げ、
全員で基礎から共有する時間を設けました。
目的は、「社内の知識強化」になります。
勉強会① カスタマージャーニー
カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスを認知してから購入、利用、さらにはリピートやファン化に至るまでの一連の行動を可視化したものです。
勉強会ではまず、カスタマージャーニーの基本概念を説明しました。
顧客の行動を「認知→興味→比較→購入→利用→ファン化」と段階に分け、それぞれのフェーズで顧客が抱える課題やニーズを整理。
次に、クライアントのサービスを題材に「お客様はどんな流れで商品・サービスと接点を持ち、どのタイミングで購入を決めたのか」を具体的に議論しました。
参加者からは「自分が担当している施策が顧客体験のどの部分に効いているかが明確になった」「普段の提案にストーリーを持たせやすくなった」「カスタマージャーニーから得られた新たな訴求でクリエイティブを作成しよう」という声をいただき、
実務に直結する学びとなったことを実感しました。

勉強会② PL(損益計算書)

続いて行ったのは、PL勉強会です。
普段の業務に追われていると「売上」や「粗利」という言葉は耳にしても、実際の損益計算書をしっかり読み解いたことがある人は意外と少ないです。
そこで今回は、PLの基本構造を解説しました。
売上高から売上原価を引いて粗利を出し、販管費を差し引いて営業利益に至る流れ。
その一つひとつがどう業務とつながっているのかを具体例を交えながら説明しました。
参加者からは「数字が自分の業務と直結していることがわかった」「PLが少し読めるようになった」と感想をもらい、
知識の底上げができた手応えを感じています。

勉強会を開催してわかったこと
- 教えることは、自分自身の学びになる
人に説明するためには、自分自身が内容を整理し、深く理解しておく必要があります。準備を重ねる中で、あいまいだった部分を見直し、自分自身の知識がより強化されました。講義が終わった時に、「もっとこんな伝え方をすればよかった」と反省点もありました。
- 感謝の言葉がモチベーションになる
勉強会後に「ありがとう」「わかりやすかった」と声をかけてもらえたことは、想像以上に嬉しいものでした。
- 出席者の成長が目に見える
特にPL勉強会の後、とあるメンバーからは、「PLを作成する際に見るべきところがわかりました」とコメントをいただきました。勉強会をきっかけに、チーム全体の思考のレベルが一段階上がった実感があります。
まとめ
勉強会を開催することは、単なる知識共有にとどまらず、
・自分自身の学びの強化
・チーム全体の成長
という二重の効果を生み出します。
次のチャレンジとしてここでは発表を控えますが、乞うご期待。
会社全体のレベルを底上げする取り組みを進めていきたいと思います。
社内に「学び続ける文化」を根付かせることが、最終的にはクライアントへの価値提供につながれば、最高の状態と考えております。