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【ベトナム視察レポ】アジアの勢いに学ぶ、これからの日本のECに足りない「スピード感」と「決済の多様性」
こんにちは。センド株式会社の佐山です。
「EC事業の成功請負人」として、1月末から2月初旬にかけてベトナムへ行ってまいりました。
今回の主な目的は、日頃オフショア開発を依頼している企業様の忘年会(Year End Party)への参加です。現地パートナーとの絆を深めると同時に、ハノイとダナンの2都市を巡り、最新のデジタル事情を視察してきました。
伝統と最新ビジネスが猛烈な勢いで混ざり合う首都ハノイ。そして、急速に発展を遂げるリゾート・スマートシティのダナン。そこで目にしたのは、日本の数年先を行くかもしれない「デジタルの社会実装」のスピード感と、凄まじい熱量でした。
今回は、現地で肌で感じた「アジアの最前線」を、日本のEC運営にどう活かすべきかという視点でお伝えします。
1. 「財布を持たない」が当たり前のキャッシュレス社会
まず驚かされたのが、決済の多様性と浸透度です。大通りから路地裏の小さなお店まで、QRコード決済が完全にインフラとして定着していました。
日本でもキャッシュレス化は進んでいますが、ベトナムでは「現金お断り」に近い勢いでデジタルシフトが起きています。これはECにおいても同様です。ユーザーは 「自分が今使いたい決済手段」がなければ、迷わずそのサイトを離脱します。
【成功請負人の教訓】
日本のECも、もはやクレジットカードだけでは不十分です。PayPayなどのID決済はもちろん、顧客が望む決済をいかに「当たり前」に用意できるか。GMOクラウドECのような柔軟なシステムで、決済の選択肢を広げる重要性を再認識しました。
2. 凄まじい「スピード」へのこだわりと、Grab(グラブ)に見る究極のUX
ベトナムの移動で欠かせなかったのが、スーパーアプリの「Grab(グラブ)」です。滞在中、タクシー移動で何度も利用しましたが、その体験(UX)は驚くほどスムーズでした。
- マッチングの速さ: アプリで呼べば、数分で現在地まで車がやってくる。
- 決済のストレスフリー: カード登録で自動決済。言葉が通じなくても、現金のやり取りは不要。
- 透明性: 事前に料金が確定し、ドライバーの現在地もリアルタイムで可視化。
「ユーザーに一切のストレスを与えない仕組み」これこそが私たちが学ぶべき点です。
【成功請負人の教訓】
ECサイトでも、「カート投入から決済完了までがいかにスムーズか」が成約率を分けます。Grabのように、住所入力の手間を省くID決済の導入や、注文確定後の状況がクリアに見える安心感。日本のECも「物を売る」だけでなく、Grabのような「待たせない」「迷わせない」究極の利便性を追求すべきだと痛感しました。
3. 「ライブ」と「SNS」が購買の入り口
現地では、店舗スタッフがライブ配信をしながら商品を売る姿を至る所で見かけました。もはやECサイトは「買いに行く場所」ではなく、「楽しんでいるうちに買ってしまう場所」になっています。SNSとECの境界線が完全に消滅していました。
【成功請負人の教訓】
カタログのような綺麗なサイトを作るだけでは、これからの層には響きません。「人の体温」が伝わるコンテンツ、SNSからのスムーズな動線設計。これこそが、私が提唱する「おもてなしのDX」の核心です。
まとめ:日本が今、ベトナムから学ぶべきこと
ベトナムの勢いを支えているのは、間違いなく「失敗を恐れず、まずやってみる」というスピード感です。
日本のEC業界は、慎重になりすぎて機会を逃している場面が多いのかもしれません。「もっと便利にできないか?」「もっと驚かせられないか?」という純粋な問いに対して、貪欲にデジタルを活用していく姿勢。
成功請負人として、今回の視察で得た「アジアの熱量」を、クライアントの皆様の事業成長に全力で還元していきます。2026年、日本のECをもっと熱くしていきましょう!
✍️ 筆者について
GMOクラウドEC エバンジェリストとして、BtoB企業のEC構築・リプレイス・オンライン営業まわりのご相談に乗っています。
プラットフォーム選定などのご相談もこちらからお気軽にどうぞ。
👉 GMOクラウドEC:https://www.cloudec.jp/