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【登壇レポート】専門学校で「現場で使えるデータ分析」を講義!

2025.12.05

#ナレッジ

【登壇レポート】専門学校で「現場で使えるデータ分析」を講義!

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こんにちは、センドグループ広報担当の肥山です。

今回は、先日実施された滋慶学園グループ・福岡デザイン&テクノロジー専門学校にて、弊社メンバーが講義を行いました。その様子をレポートさせていただきます!


今回の講義テーマは「データ分析」

WEBマーケティングの会社として、データ分析は日々の業務に欠かせません。

今回は、弊社の中でも経験豊富な3名が、学生の皆さんに向けて実際に現場で扱っているデータや分析方法についてお話ししました。



福岡デザイン&テクノロジー専門学校について

02_滋慶学園の画像
参考:滋慶学園グループ公式サイトより(https://www.fca.ac.jp/)

滋慶学園グループ(COMグループ)に属する、福岡・博多にあるクリエイティブとテクノロジーの総合専門学校です。

AI、ホワイトハッカー、ゲーム、e-sports、デザインなど、時代の最先端をいく分野の学科を展開しています。最大の特徴は、企業課題に取り組む「産学連携教育」。プロの現場と同じ環境で実践力を磨くことで、即戦力となる人材を育成することに定評があり、高い業界就職実績を誇ります。

滋慶学園グループ公式サイト:https://www.jikeigroup.net/

講師のご紹介

今回登壇したメンバーは、こちらの3名です!

・センド株式会社 代表取締役 笠井 聡成

・センド株式会社 執行役員 松嶋 伸悟

・センドグループ株式会社 CTO 大田 貴之

講師メンバー紹介

講義のテーマ:「データ」をビジネスでどう活かすか

今回の講義は、将来エンジニアを目指す学生の皆さんに向けて「データ」をテーマに実施しました。

エンジニア視点のデータ分析、マーケティングでのデータ活用、広告におけるデータの扱いなど、さまざまな角度からデータについてお話しし、仕事の中でどのように関わっていくのかをイメージしていただく内容となりました。

それでは、講義内容を一部ご紹介します。


まず、最初は大田の講義です。

「エンジニア目線でのデータ分析」

04_講義資料01
※講義資料の一部

弊社エンジニアは、社内の様々なデータを管理しています。

広告配信データのレポーティング、P/L(損益計算書)分析のためのデータ整理、営業数値、製品の在庫管理、売上トランザクションなど、多岐にわたります。

これらのデータ構造を理解し、どこから取得するのかを把握しておくことが重要であり、継続的な学習が欠かせません。


続いては、松嶋の講義です。

「D2Cマーケティングの現場で使うデータ分析」

~ビジネスの現場で"使える"データの見方って?~

D2Cとは?

D2C(Direct to Consumer)とは、メーカーやブランドが仲介業者を通さず、自社で製造した商品を自社の販売チャネル(主にECサイト)を使って直接消費者に販売するビジネスモデルのことです。

一番の特徴は、

顧客データを直接得られる


購入履歴、行動データ、問い合わせ内容などを自社で把握できるため、

・商品改善

・よりパーソナライズされたマーケティング

などがしやすくなります。

D2Cで重要な「データ分析」とは?

D2Cでは、自社サイトやSNS、サブスク管理、サポート対応など、すべての顧客接点からデータが集まるため、それを分析することで

  • ・売上アップ
  • ・リピート率向上
  • ・商品改善
  • ・マーケティング効率改善
  • ・顧客のファン化

を実現できます。

マーケティングにおけるデータ分析では、

数字を「比較」して初めて意味が生まれます。

複数のデータを比較することで、現状の把握や改善ポイントを発見できるからです。

05_講義資料02


最後にセンド代表の笠井による講義です。

「デジタル広告のデータ分析とユーザーデータの活用」

〜仕事に必要な "数字を見る目"〜

変化する消費者行動モデルについて

AISAS 情報検索時代〜論理的購買〜

これは、少し前までの「検索が中心だった時代」の買い物パターンです。

AISASの画像

SEAMS 情報回遊時代〜衝動的購買〜

これが今の主流、「SNS時代の衝動買い(偶発的消費)」のパターンです。

SEAMSの画像

この大きな違いは、

・AISASは、欲しいものを自分で探す「検索」のモデル。

・SEAMSは、流れてくる情報の中から偶然見つける「発見」のモデル。

になります。

そして、広告の影響範囲は、赤い部分になります。

08_講義資料05

さらに、デジタル広告のすごいところは、全てにおいてログが残るところです。ログとは「誰が」「いつ」「どこで」「何をして」「どうなったか」がすべてデータ(ログ)として可視化されます。



まとめ

今回の講義では、エンジニアリング・マーケティング・広告それぞれの立場から、現場でどのように「データ」が活用されているのかをお伝えしました。

学生の皆さんが、データの面白さや、数字を根拠として考える重要性を少しでも実感してくれていたら、とても嬉しく思います。

データ分析は、専門知識だけでなく “なぜこの数字になるのか” を考える姿勢や、課題を発見する視点が求められます。今回の講義が、将来のキャリアを考えるきっかけになったり、新たな興味を広げる一助となれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

09_講師3名の集合写真
講義したメンバーで記念撮影をしました!


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