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【登壇レポート】専門学校で「現場で使えるデータ分析」を講義!
こんにちは、センドグループ広報担当の肥山です。
今回は、先日実施された滋慶学園グループ・福岡デザイン&テクノロジー専門学校にて、弊社メンバーが講義を行いました。その様子をレポートさせていただきます!
今回の講義テーマは「データ分析」。
WEBマーケティングの会社として、データ分析は日々の業務に欠かせません。
今回は、弊社の中でも経験豊富な3名が、学生の皆さんに向けて実際に現場で扱っているデータや分析方法についてお話ししました。
福岡デザイン&テクノロジー専門学校について
滋慶学園グループ(COMグループ)に属する、福岡・博多にあるクリエイティブとテクノロジーの総合専門学校です。
AI、ホワイトハッカー、ゲーム、e-sports、デザインなど、時代の最先端をいく分野の学科を展開しています。最大の特徴は、企業課題に取り組む「産学連携教育」。プロの現場と同じ環境で実践力を磨くことで、即戦力となる人材を育成することに定評があり、高い業界就職実績を誇ります。
滋慶学園グループ公式サイト:https://www.jikeigroup.net/
講師のご紹介
今回登壇したメンバーは、こちらの3名です!
・センド株式会社 代表取締役 笠井 聡成
・センド株式会社 執行役員 松嶋 伸悟
・センドグループ株式会社 CTO 大田 貴之
講義のテーマ:「データ」をビジネスでどう活かすか
今回の講義は、将来エンジニアを目指す学生の皆さんに向けて「データ」をテーマに実施しました。
エンジニア視点のデータ分析、マーケティングでのデータ活用、広告におけるデータの扱いなど、さまざまな角度からデータについてお話しし、仕事の中でどのように関わっていくのかをイメージしていただく内容となりました。
それでは、講義内容を一部ご紹介します。
まず、最初は大田の講義です。
「エンジニア目線でのデータ分析」
弊社エンジニアは、社内の様々なデータを管理しています。
広告配信データのレポーティング、P/L(損益計算書)分析のためのデータ整理、営業数値、製品の在庫管理、売上トランザクションなど、多岐にわたります。
これらのデータ構造を理解し、どこから取得するのかを把握しておくことが重要であり、継続的な学習が欠かせません。
続いては、松嶋の講義です。
「D2Cマーケティングの現場で使うデータ分析」
~ビジネスの現場で"使える"データの見方って?~
D2Cとは?
D2C(Direct to Consumer)とは、メーカーやブランドが仲介業者を通さず、自社で製造した商品を自社の販売チャネル(主にECサイト)を使って直接消費者に販売するビジネスモデルのことです。
一番の特徴は、
顧客データを直接得られる
購入履歴、行動データ、問い合わせ内容などを自社で把握できるため、
・商品改善
・よりパーソナライズされたマーケティング
などがしやすくなります。
D2Cで重要な「データ分析」とは?
D2Cでは、自社サイトやSNS、サブスク管理、サポート対応など、すべての顧客接点からデータが集まるため、それを分析することで
- ・売上アップ
- ・リピート率向上
- ・商品改善
- ・マーケティング効率改善
- ・顧客のファン化
を実現できます。
マーケティングにおけるデータ分析では、
数字を「比較」して初めて意味が生まれます。
複数のデータを比較することで、現状の把握や改善ポイントを発見できるからです。
最後にセンド代表の笠井による講義です。
「デジタル広告のデータ分析とユーザーデータの活用」
〜仕事に必要な "数字を見る目"〜
変化する消費者行動モデルについて
AISAS 情報検索時代〜論理的購買〜
これは、少し前までの「検索が中心だった時代」の買い物パターンです。
SEAMS 情報回遊時代〜衝動的購買〜
これが今の主流、「SNS時代の衝動買い(偶発的消費)」のパターンです。
この大きな違いは、
・AISASは、欲しいものを自分で探す「検索」のモデル。
・SEAMSは、流れてくる情報の中から偶然見つける「発見」のモデル。
になります。
そして、広告の影響範囲は、赤い部分になります。
さらに、デジタル広告のすごいところは、全てにおいてログが残るところです。ログとは「誰が」「いつ」「どこで」「何をして」「どうなったか」がすべてデータ(ログ)として可視化されます。
まとめ
今回の講義では、エンジニアリング・マーケティング・広告それぞれの立場から、現場でどのように「データ」が活用されているのかをお伝えしました。
学生の皆さんが、データの面白さや、数字を根拠として考える重要性を少しでも実感してくれていたら、とても嬉しく思います。
データ分析は、専門知識だけでなく “なぜこの数字になるのか” を考える姿勢や、課題を発見する視点が求められます。今回の講義が、将来のキャリアを考えるきっかけになったり、新たな興味を広げる一助となれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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