Blog
最新情報をブログでお楽しみください
【セミナーレポート】砂漠の一軒家にハイウェイを通せ。私がセミナーで伝えた「自社EC集客」の残酷な真実
こんにちは。センド株式会社の佐山です。
先日、弊社で開催されたセミナー『makeshop day meet up FUKUOKA』で登壇させていただきました。会場は、参加された皆様の「自社ECをなんとかして伸ばしたい」という熱気、そして現状への危機感がひしひしと伝わってくる、非常に濃い時間でした。
本日は、私がその場でお伝えした「自社ECにおける集客の残酷な真実と基本戦略」の要点を、当日来られなかった方、そして改めて復習したい方のために書き記します。
自社ECは「砂漠のど真ん中にある一軒家」である
まず、この現実を受け入れることからすべてが始まります。
楽天やAmazonといったモールへの出店は、例えるなら「巨大な駅ビル」への出店です 。黙っていても誰かが前を通りかかります。しかし、自社ECは全く異なります。
自社ECを立ち上げるということは、「砂漠のど真ん中にポツンと一軒家を建てる」のと同じです 。そこには道も、看板も、地図もありません 。家(サイト)を建てただけでは、待っていても人は絶対に来ないのです 。
多くの失敗は、「とりあえずインスタ」「とりあえず広告」といった、目的不在のツールへの飛びつきから始まります 。戦略なき手法は、ただ砂漠を彷徨うだけの結果に終わります。
広告という「麻薬」に溺れていないか?
集客には、大きく分けて2つの戦略があります。私はこれを「狩猟」と「農耕」と呼んでいます 。
狩猟型(Web広告): お金を出せばすぐにアクセスが増える即効性がありますが、依存すると利益を圧迫します 。私はあえて「依存性の高い特効薬」のような側面があると言っています。広告を止めれば、集客も止まってしまうからです 。
- 農耕型(SEO・SNS): 土壌を育てファンを増やす資産性があります 。時間はかかりますが、将来の無料集客装置になります 。
一番の悲劇は、自社の認知度が低い状態で「刈り取り型広告」に多額の予算を投じ、CPA(獲得単価)が高騰して売れば売るほど赤字になる罠にハマることです 。
最強の戦略は、狩猟で短期的なブーストをかけつつ、農耕で中長期的な利益率を安定させる、この両輪を噛み合わせることにあります 。
「穴の空いたバケツ」に水を注ぐな
セミナーで最も強調したのが、「集客と接客は掛け算である」という事実です 。
100万円かけて1万人を集客しても、サイトが使いにくければ誰も買いません 。それは「水を捨てている」のと同じです 。もし接客(CVR・購入率)がゼロであれば、どんなに優秀な集客をしても結果(売上)はゼロになります 。
- スマホで見た際、最初の3秒で「何屋か」分かりますか?
- 広告バナーの「約束」と、LPの「現実」のメッセージは一致していますか?
「無人の販売員」であるサイトを徹底的に鍛え上げること。これができていないサイトに、どれだけ集客しても無意味です。
明日からやってほしい「ワンアクション」
セミナーの最後に出した宿題を、ここでもお伝えします。
今すぐGoogleアナリティクスを開き、直近1ヶ月の「自然検索(Organic Search)」の数を確認してください 。
広告に頼らず、お客様が自らあなたを探して見つけた数。その数字こそが、今の皆様の本当の「ブランド力」であり、現在地です 。
自社ECという砂漠の一軒家に、最強のハイウェイを通す。そのための正しい戦略(地図)と適切な手段(道)を、一緒に作っていきましょう 。
参加者の声
参加者の方々の声を、一部ご紹介します。
・「すぐに対応できそうなことから、根本的に見直しが必要な部分などを見つけることができ、有意義でした。」
・「他社様のサイトをレビューしたり、他の方のフィードバックを聞けたことが新たな気づきとなり勉強になりました。」
・「セミナーで専門的なことが理解でき、なにより実際にサイトをみてアドバイスもらえたことがよかったです。」
✍️ 筆者について
GMOクラウドEC エバンジェリストとして、BtoB企業のEC構築・リプレイス・オンライン営業まわりのご相談に乗っています。
プラットフォーム選定などのご相談もこちらからお気軽にどうぞ。
お問い合わせはこちら
👉 GMOクラウドEC
https://www.cloudec.jp/